ダンテVer.2のテストランWSを行いました


こんにちは、技術方面担当の田中です。

先週の10/18の日曜日に、ほぼ形が出来てきたver.2の段ボールの手「ダンテ|DANTE」の5本指版を検証するためのテストランワークショップを、僕の活動母体「make道場」の地元の千葉で行いました。


ver.2の特徴は、紙自体の反発力を生かすことで複雑な形状を無くし、作るためのスキルの基準を下げること。簡単に言うと、より小さな子供達でも作れる様にしたこと。

具体的には、手の甲側にあった曲げた指をまっすぐ伸ばす為のゴムを使うのをやめ、指を折り曲げる時の力が弱くても済むようにし、紙テープなどの比較的手に入りやすい素材で簡単に作れる形にしました。

今回のテストランに参加してくれた子供達の年齢層は、5歳(1人)、7歳(1人)、11歳(6人)と、幼稚園の年長サンから小学5年生までの8人とその保護者の方々。

最初に、1本指モジュールの作り方をゆっくり進めた後は、残り4本を自分たちのペースで進めてもらい、指が出揃った後に一緒に組み立てていき完成させる、という流れで行いました。

時間配分は、

1本指モジュールを作る(約25分)

他の4本の指モジュールを作る(約20分)

小指の付け根と親指の付け根を作る(約15分)

と、親子で作るのに約1時間程度の時間が掛かりました。

※前段に15分程度の諸々説明、

作った後は15分程度の遊びとご意見頂戴タイムとなりました。


このテストランWSの最中に明らかになった問題点は以下の3点。

1)各モジュール同士の接着に両面テープでは接着力が不足する。

分かっていた事ですが、思った以上に剥がれてきました。だからと言ってホットメルト(グルーガン)や強力な接着剤は、子供達によるハンドリングや管理&運営面でも利用を避けたいところです。デザイン的な解決方法を考案する必要がありそうです。

2)片結びが難しい。

結ぶのが難しいテグスや糸を使わずに、ゴミ紐(ビニール紐)を割いたものを使ったのですが、段ボールの穴を通す工程と結ぶ工程の2つが、子供達には難しすぎた様で、ほぼ保護者の方が行っていました。靴紐を使った靴を履いている子供達が少ない様に「紐を結ぶ」という行為自体が普段の生活から遠ざかっている傾向にある中、別のアイデアが求められている様でした。

※これは違うアイデアが浮かびましたので、次はそれを試します。

3)作った後の「学び」が少なかった。

今回のWSが、作るまでの工程の検証を主目的としていたため、当然と言えば当然ですが、作った時の達成感の大きさに比較して、できた後の展開をあまり考えていなかったため、ジャンケンをしたりハンドサインをしたり程度の遊び&学びしか楽しめませんでした。※時間の都合もありましたが…

その手でコップを掴んで移動してみたり、積み木を積んでみたり、名前を書いてみたり…などの日常の行為を行ってみる、ということをプログラムとして組み込めれば良かったと深く反省した次第です。

と幾つかの問題点が発見できたテストランWSですが、総じて想像以上に楽しめるワークショップだったのでは?と、参加していただいた方々の反応&ご意見より感じています。この後、皆様からいただいたご意見やご提案などを基に、より作りやすく教材として活用しやすいモノへと進化させたいと思います。

WSにご参加いただいた皆様、ご協力ありがとうございました!

ワークショップ自体の詳細はこちら > make道場のホームページ

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我々「かみロボット研究室」では、段ボールで作るロボットをベースにした教材やワークショップの開発を行っています。ご興味のある方は、お気軽にご相談&お問い合わせください!

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